HSP・HSS 『こころとからだの処方箋』

「医師・薬剤師ではありません!」  HSP・HSSの私と私の周りで経験した『あれこれ』の改善策を綴ります^^

【HSPと戦争】

<第37号>

 

こんにちは! 内田さとえです。

 

今日は76回目の終戦の日ですね。

 HSPで集まると「戦争の話はできない」

という意見を聞くことがあります。

私もそうですが

実際『火垂るの墓』を始め、

8月に流れるテレビの戦争関連のドキュメンタリーや、

様々なところで垣間見る記事を読むことができません。

広島に行った時も原爆ドームは直視できず、

資料館にも入れずに表で待っていました。

また第二次世界大戦だけではなく、

世界各国の戦争や抗争の話は

チャンネルを変えたり読み飛ばしてしまいます。

昭和一桁生まれの両親から戦争の話を聞いて、

心を閉ざしたということでもありません。

ただ漠然と子どものころから「怖い」のです。

 

授業でならった

沖縄の女子学生、学徒動員、神風特攻隊、戦艦大和沈没、玉音放送・・・

・沖縄で女子学生だった私

 その母親だった私

 その恋人だった私

・年若くこれから勉強や恋愛や希望をたくさん抱えているのに

 招集された私

・この特攻機に明日乗ることが決まっている私

・沈みかけた船に仲間達と残っている私

・庭でラジオにひれ伏しながら

 天皇陛下の言葉を聞く私と家族たち

 

勝手に自分がその「当事者」になってしまって、

心が潰れそうになります。

 

 

HSPは共感性の高さが特徴と言われます。

「共感性」って何だろう。

「共に感じる」と書きますが、

「共に」の距離が私は上手く取れていない。

相手の中に入り込んで勝手に疑似体験をしてしまうようです。

だから、その

「当事者として感じる心の痛み」を体験することが「怖い」

バウンダリー(境界線)の取り方が

うまくいってないケースですね。

 

共感の形もいろいろあるはず。例えば

・理解する・寄り添う・支える

 

これらも共感性だと考えれば、

自分のスタンスも少し良い距離感が取れて

「事実を事実」と「過去を過去」

と認識して、

真実と向き合うことができるようになるかもしれません。

 

ただ、いきなりコアな『戦争』からはハードルが高すぎるので、

もう少し小さな問題から、

「客観的な距離感」で共感できるようになりたいと思います。

 

・・・時がたてば、

戦争や抗争についても向き合える日が来るかもしれません。

 

皆さんはいかがですか? 

 

*:・・:*:・♪・:*:・:*:・♪:*・・:*:・♪

<処方箋>

・入り込むのではなく、客観的な共感力を鍛える

 

あ、これができるようになれば

映画や小説で号泣しなくなるかも、ですね^^、

*:・・:*:・♪・:*:・:*:・♪:*・・:*:・♪

 

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それではまた次回 ^^

 

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